子「希望の仕事なら働く」、親「希望と違っても働いて」
ニュース
6/21の日本経済新聞夕刊の紙面の記事より。
「好きなことを仕事にしなさい」「仕事と好きなことが一致してないと不幸せ」「本当に好きな分野の仕事ができることが、幸せ」みたいなことを言ってきた結果がこれだと思います。一部の成功者はこう言うかも知れないが、殆どの人は、好きではないことを仕事にせざるを得ない、これが現実なのです。
「職業選択の自由」は確かにありますが、限定付きの自由です。あくまでも、能力と、市場環境が許す範囲における範囲での選択の自由です。究極的には、「その仕事を選択するか、しないか(つまり無職に甘んじるか)」の二択がたくさんあるだけなのです。
バカみたいなきれい事を言っていても仕方がない。クリエイティブな仕事や、誰もがやりたがる仕事など、それほど受け皿がないのは当然です。「人の嫌がることを進んで引き受けることこそ、仕事であり、尊いことなのだ」というように教育方針や世の風潮を変えていかないと、「ニート」ブームが終わることはないでしょう。
ま、人型ロボットが活躍する時代になれば変わってくるでしょうが。そのときは、「やりたくないような仕事など存在しない」代わりに、「仕事に就ける人がむしろ少数派」という大量失業時代ですね。
ついでに言うと、進んでいく少子化で、バイトという安価な若手単純労働者に頼っている業種(ファミレスやファーストフードなど)は、やばいでしょうね。この手の労働力はだんだん、希少価値が出て人件費が上がってくると思います。店員に違和感なくオバサンを活用できる和食ファミレスは、その点が強みだと思います。
2005.6.22(水)