食べる野菜などの量が1日当たり100グラム増えるごとに、リスクはおよそ10%ずつ低下していたということです。
この手のニュース(というより調査結果)を読むたびに、これをどうとらえればいいのかに迷ってきた。野菜を食べようが食べまいがガンになるときはなるし、ガンになったからと言ってそれが野菜を食べなかったせいだとは言えないからだ。それだけではなく、数字の上でも、元もと食道ガンになる確率が0.1%とか、低い数字だろうから、0.1%と0.11%とで、大差ないじゃん、と思うのである。(仮に野菜を食べなければ10%の確率で食道ガンになるというのなら、ものすごいインパクトなのだが)
しかし、このたび思考をめぐらして、とらえ方のヒントが見えた気がする。この例で言えば、自分が食道ガンになったときに、「もし私が一日に野菜を100g多く食べていたなら、約10%の確率で、このガンにならずにすんだかもしれない」という後悔につながるということなのである。ガンになった時点を基準に言えば、仮に100g多くの野菜を食べていても、約90%の確率で結局同じガンになったということである。