ニセ札対策としてのダイカット
 ニセ札対策としてのダイカット
 カラープリンタやスキャナ、カラーコピー機の普及によって簡単にニセ札が作られるようになりました。もちろん、すかしやホログラムなどの技術を取り入れて居るんでしょうが、問題は、受け取った人はそんなものをすぐにいちいち確認しないことです。つまり、「パッと見」でお札に見えれば、ニセ札としてはとりあえずの用をなします。ましてや、作った本人が「これなら見破られないだろう」と自信を持ってしまいます。
 人間の目で見て瞬時に分かり、かつ、カラーコピー機の普及によっても簡単にマネできないことの一つが、ダイカットでしょう。お札の一部の縁を、あるいはお札の内部の一部分を、複雑な形状にカットするのです。容易にカッターでマネできないようなデザインで。例えば鶴の形の切り抜きを入れたり、一部の辺に曲線を取り入れたり。
 これだってニセ札は作れるでしょうが、すくなくともカラープリンタをもっているだけではダメで、かつてプロの印刷屋が絡まないとニセ札が製造できなかったのと同じ状態に持って行けます。仮にカッターで同じように綺麗に切るとしても、一枚一枚に対する作業の労力は、わざわざニセ札を作ろうとする意欲をそぐのではないでしょうか。
 ひっかかりやすい、ちぎれやすいなどの難点もありますが。
2005.2.27(日)
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無冠の貨幣研究家さん】(No.1)
面白い発想だ。しかし裁断のあとに1枚一枚ダイカットが必要になるし、紙幣の寿命が短くなり、そろえるのが困難になって自動機メーカーは頭を抱えるだろう。やっぱ、名案とはいえないな。

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