世界地図はちゃんと北と南が上下と一致しているのにねぇ。

最近冥王星の問題で脚光を浴びている宇宙太陽系だが、こんなことがまだ常識になっていない人間が存在したのかと驚く。非常識人に常識的なことをぐだぐだ説明するのも馬鹿らしいが、一応書いておく。地球儀は単なる立体地図ではない。宇宙における地球の模型であって、太陽系の模型（の一部）でもあるのだ。だから公転面の彼方に太陽があって、日本などの春夏秋冬はこの傾きによって生じるということなどを説明する道具なのである。つまり、これで太陽は地球から見て北回帰線と南回帰線の間を往復していることを理解せねばならない。地球儀を垂直に立てたら地球偽となり、これらのことが感覚的に理解できなくなるだろう。

いつも楽しく読んでましたが，はじめて書き込みします。
さて，地球儀の傾きですが，地図でいう真北（真方位での北）を上にしているのではなく，
磁北（地磁気で判る北）を上にしているんだと思います。
昔航海してた人たちは磁気コンパスを使ってたでしょうから，その名残ではないでしょうか。
ちがってたらごめんなさい。

使い勝手を考えると真横に回すのはちょっと疲れる感じが有るし、地球儀に重さがないと横滑りしやすい。
傾きが有れば腕の重さをつかって斜下に撫でる感じで回転させられるので楽だし、垂直方向にも分力がかかるので設置面との摩擦力も高まり滑りにくい。

> totibo さん
ということは、傾きの角度は、公転面に対する自転軸の傾きではなく、磁気軸に対する自転軸の傾きの角度ということでしょうか。

ていうか単に斜めにしておかないと下側にある国が見にくいからじゃなくて？