鶏処分せず、なぜ方針転換…業界「最大手だから?」
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元々、鳥インフルエンザに際しての報道・業界・政府などの対応はおかしかった。狂牛病と違って、食肉や鶏卵から人への感染はないのだから、大騒ぎすることはない。
しかし、浅田農産をスケープゴートとして葬って騒ぎを収める作戦に、監督官庁が動いたのだった。私は、そう思っている。あの頃の異常な世間の反応や報道を見ていれば、誰が浅田農産だったとしても同じ行動を取っていた可能性が非常に高いだろう。本当はもっと根の深い構造的な問題だ。それを、会長自殺・社長逮捕・会社廃業というまでに追い込むことで、まるで政府が厳しい態度で臨んでいるかのような姿勢を示し、(もともと安全なものをさらに)鶏卵は安全だという印象を消費者に与えたのだろう。
私はこの汚い手口と、犠牲となった浅田農産のことを一生忘れまいと思っていたが、それをまた思い起こした次第である。
2005.8.23(火)